【総合旅行業務取扱管理者】英語問題の頻出単語100選|覚えておきたい重要単語や表現を解説

【総合旅行業務取扱管理者】英語問題の頻出単語100選|覚えておきたい重要単語や表現を解説 海外旅行実務
【総合旅行業務取扱管理者】英語問題の頻出単語100選|覚えておきたい重要単語や表現を解説

「総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題が苦手……」
「英単語をどこまで覚えればいいのかわからない」
「仕事をしながら勉強しているので、英単語の勉強にあまり時間をかけられない」

このように感じている方も多いのではないでしょうか。

総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題では、一般的な英語力だけでなく、旅行・観光に関する英単語を知っていることが大きな助けになります。特に、ホテル、空港、航空券、予約、料金、変更、キャンセル、観光など、旅行に関連する単語は繰り返し登場します。

英単語を覚えておけば、英文を読んだときに一つひとつの単語で立ち止まる必要がなくなるため、英文を読むスピードを上げることにもつながります。

この記事では、総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題対策として覚えておきたい英単語・定型表現をちょうど100個、分野別に紹介するとともに、忙しい社会人でも取り組みやすい英単語の覚え方について解説します。

総合旅行業務取扱管理者の英語問題は単語力が重要

総合旅行業務取扱管理者試験では、海外旅行実務の中に「本邦外の旅行を取り扱う旅行業務に必要な語学」が含まれています。そのため、英語問題を攻略するには、英文を正確に読み取る力が必要です。

ただし、ここでいう「英語力」は、必ずしも英語を自由に話したり、難しい英文を読んだりする能力だけを意味するわけではありません。試験対策としては、

  • 旅行に関する単語を知っている
  • よく使われる表現を知っている
  • 英文の大まかな意味を素早く把握できる
  • 数字・日付・時間・料金などの情報を読み取れる

といった力が重要になります。特に英単語は、英文を読むための土台です。単語の意味がわからなければ、文法的には難しくない英文でも意味を取りにくくなります。逆に、知っている単語が増えてくると、英文を見たときに内容を推測しやすくなります。

一般的な英検・TOEIC向けの単語帳をすべて覚え直す必要はありません。総合旅行業務取扱管理者試験の対策としては、旅行・観光に関連する単語や、過去問に登場する単語を優先するほうが効率的です。

総合旅行業務取扱管理者の英語問題で覚えておきたい頻出単語・熟語100選

ここからは、試験対策として覚えておきたい単語・表現を分野別に整理して紹介します。1つの単語だけでなく、「Subject to availability」のような定型表現もあわせて1項目として数え、全部でちょうど100項目です。

これらの表現は、「誰が」「いつまでに」「いくら」支払うのか、あるいは「どのような条件で」参加できるのかといった、実際の正誤判定のポイントとなる箇所でよく使われます。どのような旅行場面で使われるかを意識しながら覚えていきましょう。

1. 観光・ツアー・体験に関する単語(20語)

ツアー案内、自然保護区、歴史的建造物などの施設説明や、見学時の注意点に関する表現です。

英単語 / 表現 意味 補足・ポイント
Tour 見学、旅行
Highlights 見どころ 観光のハイライト
Itinerary 行程、旅行プラン 旅程表の読み取りで頻出
Guided Tour ガイド付きツアー
Excursion 遠足、小旅行 特に寄港地観光
Heritage Site 遺産、遺跡 世界遺産など
Scenery 景色、景観
Aerial view 上空からの眺め 空撮、機上からの景色
Landmark 目印となる建造物、名所 観光案内の目印表現
Trail 小道、散策路 ハイキングコースなど
Behind-the-scenes 舞台裏の 普段見られない場所の見学
Live commentary ガイドによる生解説 音声ガイドではなく生の解説
Picturesque 絵のように美しい 風景の描写
Timed admission system 時間指定入場制 混雑緩和のための入場管理
Time slot 時間枠 入場指定時間帯など
Exclusive 独占的な、専用の 限定ツアーなど
Wildlife 野生動物 ネイチャーツアー等
Pristine 汚れていない、手つかずの 豊かな自然環境の描写
Concession 割引料金 学生・シニア向け割引(英連邦圏でよく使われる表現)
Photo ops (opportunities) 写真撮影のチャンス 絶景ポイントなどの案内

2. 交通・送迎に関する単語(20語)

航空機、長距離バス、クルーズ船など、移動手段や送迎アクセスの説明で使われる用語です。

英単語 / 表現 意味 補足・ポイント
Departure 出発
Arrival 到着
Passenger 旅客
Flight 飛行、航空便
Boarding 搭乗 出発手続きの一連の流れで頻出
Check-in counter チェックインカウンター 空港・ホテル共通で使われる
Connecting flight 乗継便 直行便(Direct flight)との対比で出題
Layover 乗り継ぎ待ち時間 空港での待機時間
Baggage claim 手荷物受取所 到着後の手続きの案内
Coach 長距離バス 大型観光バス
Vessel 船、船舶 大型客船
Round-trip 往復 片道は「One-way」
Return transfers 往復の送迎 ホテル〜空港間の送迎等
Pick-up and drop-off 迎えと送り 集合・解散場所の案内
On-board 船上の、機内の 車内・船内での案内
Aboard 乗船・搭乗して On-boardとほぼ同義で言い換え表現として出題
Bow 船首 Starboard・Portと併せて出題
Starboard 右舷 Bowと対で覚える
Port 左舷 Starboardと対で覚える
Local time 現地時間 時差計算を伴う問題で登場

3. 予約・規約・支払いに関する単語(20語)

契約の成立、費用、変更・取り消し(キャンセル)に関する法的なニュアンスを含む重要語句です。

英単語 / 表現 意味 補足・ポイント
Booking / Reservation 予約
Confirmation 確認、予約確認書
Confirmation reference 予約照会番号 予約確認コード
Contract 契約
Terms and Conditions 取引条件(書)、規約 契約約款や利用規約
Deposit 予約金、預け金 「non-refundable deposit(返金不可の予約金)」として頻出
Non-refundable 払い戻し不可の 取消料に関わる重要表現
Refund 払い戻し
Invoice 請求書、送り状
Payment 支払い
Charge 料金、手数料
Fee 料金、手数料 Chargeとほぼ同義だが文脈で使い分けに注意
Penalty 違約金、罰金 キャンセル料等
Cancellation 取り消し
Availability 空き状況、利用可能か
Full allocation 割当枠が埋まっている状態 「満室・満員」に近いニュアンス
Cut-off date / time 締め切り日(時間) 予約や支払いの期限
In lieu (of) 〜の代わりに 代替案の提示など
VAT (Value Added Tax) 付加価値税 海外の消費税相当
Authorized 委託された、公認の 正規代理店など

4. 施設・設備・準備・装備に関する単語(20語)

ホテルや観光施設の部屋タイプ、備品、事前準備や持ち物に関する具体的な単語です。

英単語 / 表現 意味 補足・ポイント
Venue 会場、開催地 イベント等の実施場所
Access 入場、利用
Accessibility 利用しやすさ バリアフリー対応など
Stateroom 客室(船内) クルーズ船の部屋
Cabin 客室(船内・機内) Stateroomとほぼ同義
Suite スイートルーム ホテルの特別室
Room occupancy 客室の収容人数 1室あたりの利用可能人数
Room only 食事なし(素泊まり) 宿泊プランに食事が含まれるかの判定
Extra rollaway bed エキストラベッド 折りたたみ式の追加ベッド
Cot ベビーベッド 乳幼児用ベッド
Stairs 階段 施設案内の注意事項
Steps 段差、階段 Stairsとあわせて出題
Identification (ID) 身分証明書 パスポートや免許証
Suitcase スーツケース 手荷物の規定
Bag 手荷物の規定
Waterproof 防水の 雨具や衣服の説明
Sturdy footwear 丈夫な履物 トレッキング等の案内
Dress in layers 重ね着をする 体温調節が必要なアクティビティ
Binoculars 双眼鏡 野生動物観察ツアー等
Free of charge 無料で 料金に含まれる内容の判定

5. 条件・規則・重要な定型表現(Idioms)(20語)

問題文の「免責事項」「適用条件」「注意事項」を正確に読み取るために不可欠な最重要表現です。

英単語 / 表現 意味 正誤判定でのポイント
In advance / Prior to あらかじめ、〜より前に 期限の条件設定
First-come, first-served 先着順 予約の優先順位
Due to 〜が原因で 悪天候による中止などの理由
In accordance with 〜に従って 規約や法律への準拠
Subject to (availability) 〜に従う、(空き状況)による 「空きがあれば適用」という条件
Approximately / Up to およそ、約 / 最大〜まで 数量・人数の範囲
Maximum / Minimum 最大 / 最小 最少催行人数などの条件
Required / Mandatory 必要条件、義務的な 必須の参加条件
Permitted / Prohibited 許可された / 禁止された 施設内での制限事項
Exempted 免除された 料金や手数料の免除
No-show 無断キャンセル 連絡なしの不参加
Refrain from 〜を控える 「〜はご遠慮ください」という禁止表現
No later than 〜までに(期限) 「遅くとも〜までに」という期日
Whichever comes first / is earlier 早い方の日付を適用する どちらか早い期日を優先する
At the discretion of 〜の裁量で、〜の判断により 主催者やキャプテンの判断
Reserves the right to 〜する権利を留保する 「変更・中止する場合がある」という規約
Hesitate to contact 遠慮なく連絡する 通常「Do not hesitate to…」で登場
Regardless of 〜にかかわらず 条件の適用除外
Entitled to 〜する資格・権利がある 返金や補償を受ける権利
Notification 通知、届け出 変更手続きの案内で頻出

英単語を覚えるときに意識したいポイント

英単語の勉強では、「一度で完璧に覚えよう」としないことが大切です。特に仕事をしながら資格試験を目指している場合、毎日何時間も英単語だけを勉強するのは現実的ではありません。ここでは、忙しい人でも取り組みやすい覚え方のコツを3つ紹介します。

1. 日本語訳だけでなく使われる場面を覚える

英単語を覚えるときは、日本語訳だけを暗記するのではなく、その単語がどのような場面で使われるのかを意識しましょう。たとえばホテルに関する単語なら、「受付で使う言葉」「客室について説明するときに使う言葉」「料金について説明するときに使う言葉」というように、場面とセットで覚えます。単語帳を見たときに、その単語が使われている旅行場面をイメージできれば、英文の中で出てきたときにも意味を思い出しやすくなります。

英単語には、文脈によって意味が変わるものもあります。「英単語=日本語訳一つ」と機械的に覚えるのではなく、旅行の場面と一緒に覚えることをおすすめします。

2. 過去問に出てきた単語を優先する

すべての英単語を覚えようとすると、勉強量が際限なく増えてしまいます。そこでおすすめしたいのが、過去問に登場した単語を優先する方法です。総合旅行業務取扱管理者試験では、JATA(日本旅行業協会)が過去の試験問題・正解を公開しています。

過去問を解いていて知らない単語が出てきたら、①意味を調べる→②単語帳やノートに記録する→③後から何度も見直す→④次に出てきたときに意味を思い出す、という流れで覚えていきましょう。単語帳を最初から最後まで覚えることだけを目標にするよりも、実際の試験問題に出てきた単語を中心に覚えるほうが、効率よく勉強できます。

また、旅行に関する英文では、数字・日付・時刻・金額・人数・年齢・期間といった情報も重要です。単語の意味がわかっていても、数字や条件を読み間違えると正解できません。英単語の学習とあわせて、数字や時間が含まれる英文を読む練習もしておきましょう。

3. 「1回で覚える」のではなく「何度も接触する」

英単語は、一度見ただけですべて覚えられるものではありません。せっかく覚えたと思った単語を、数日後には忘れてしまうこともあります。しかし、それは特別なことではなく、忘れるたびにもう一度見ればいいだけです。

「今日は1時間かけて100単語を覚える」という方法よりも、「1回数秒でもいいから、何度も見る」という方法を取り入れてみてください。1回に数秒しか見られなかったとしても問題ありません。大切なのは、単語との接触回数を増やすことです。

働きながら総合旅行業務取扱管理者試験を目指す場合、まとまった勉強時間の確保は難しいものです。そこでおすすめなのが、スキマ時間の活用です。

タイミング スキマ時間の活用例
起きてから数分だけ単語を見る
通勤時間 スマートフォンで単語を確認する
昼休み 数分だけ復習する
帰宅後 過去問を解く前に、覚えた単語を確認する
寝る前 その日に見た単語をもう一度見る

まとめ|総合旅行業務取扱管理者の英語問題は頻出単語から覚えよう

総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題対策では、英単語の学習が重要です。ただし、すべての英単語を覚えようとする必要はありません。今回紹介した以下の5分野・100語を優先して覚えることをおすすめします。

  1. 観光・ツアー・体験に関する単語(20語)
  2. 交通・送迎に関する単語(20語)
  3. 予約・規約・支払いに関する単語(20語)
  4. 施設・設備・準備・装備に関する単語(20語)
  5. 条件・規則・重要な定型表現(20語)

英単語を覚えるときに大切なのは、最初から完璧に覚えようとしないことです。一度覚えた単語を忘れてしまっても、気にする必要はありません。何度忘れても、また見ればいい。長時間かけて一度だけ勉強するよりも、数秒でもいいので何度も単語を見る。この積み重ねが、少しずつ単語を自分のものにしていきます。

仕事や家事などで忙しく、まとまった勉強時間を取りにくい方は、ぜひスキマ時間を使って英単語に触れる回数を増やしてみてください。英単語がわかるようになると、英文を読んだときに立ち止まる回数が減り、問題文の内容もつかみやすくなります。

「英語が苦手だから、まず単語から」ではなく、「単語を増やして、英語問題を解きやすくする」という考え方で取り組んでみましょう。この記事のリストを使って、まずは一度すべての単語に目を通してみてください。