総合旅行業務取扱管理者の試験勉強を進める中で、「英語問題が出題されると知って不安になっている」「仕事で英語を使っていないけれど大丈夫だろうか」と悩んでいませんか。
私も受験当初は「英語問題が40点もあるのか……」と不安でした。仕事では英語を使う機会もほとんどなく、最初は英文を見るだけで身構えてしまったことを覚えています。
しかし、過去問を繰り返し解く中で「毎年似たような形式で出題される」「旅行英語に出てくる単語はある程度決まっている」と気づきました。不安は少しずつ薄れ、本番も必要以上に焦ることなく取り組めました。
特に社会人にとって、限られた学習時間の中で英語対策にどこまで時間を割くべきかは悩ましいポイントです。
結論からお伝えすると、総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題は、正しいアプローチさえ知っていれば点数を取りやすく、「得点源」にしやすい分野です。英文自体に複雑な構文や難しい議論はほとんどなく、ポイントを押さえれば短期間でも十分対策できます。
本記事では、合格者の視点から英語問題の配点や難易度、出題傾向、効率的な勉強法までわかりやすく解説します。
総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題とは?
まずは、総合旅行業務取扱管理者試験における英語問題の位置づけや、合否にどの程度影響するのかを確認しておきましょう。
英語は「海外旅行実務」の一部として出題される
英語問題は、試験科目「海外旅行実務(200点満点)」の一部として出題されます。独立した「英語」という科目ではなく、国際航空運賃計算や出入国法令、海外観光資源などと同じ科目内で出題されます。
出題内容は一般的な英文読解ではなく、旅行業務で実際に目にするようなツアー案内、ホテルの予約規定、観光施設の利用案内など、実務に近い内容が中心です。
配点40点が合否に与える影響
海外旅行実務200点のうち、英語問題は40点(大問2問・各20点)を占めています。直近では1問5点×8問の構成です。
海外旅行実務の合格基準は120点(60%)。もし英語40点をすべて捨てると、残り160点中120点(75%)を取らなければならず、一気に難易度が上がります。
一方で、英語で30点以上取れれば、航空運賃計算や海外観光資源で多少失点してもカバーしやすくなります。英語は合否を左右する重要な得点源です。

英語が苦手でも合格は可能?
もちろん可能です。
出題される英文は、「ツアーの催行日」「ホテルのキャンセル規定」「子ども料金」「ペット同伴条件」など、シンプルな内容ばかりです。難しい論説文や文学作品を読むような読解力は必要ありません。
また、海外旅行実務では英語問題以外でも空港コードや航空用語など英語表記が数多く登場します。英語を「試験で必要な記号や用語」と割り切って取り組めば、苦手意識も薄れていきます。
英語問題のレベルはどのくらい?
高校英語レベルが中心
求められる文法・読解力は高校英語レベルです。
複雑な構文や難解な長文はほとんど出題されません。中学校から高校前半までの基礎文法が理解できていれば十分対応できます。
語学力よりも、「旅行業界で使われる表現を知っているか」が重要な試験です。
英検・TOEICに換算すると?
| 資格 | 目安 |
|---|---|
| 英検 | 準2級~2級程度 |
| TOEIC | 500~700点程度 |
あくまで目安ですが、高校卒業程度の英語力があれば十分対応できるレベルです。
ビジネス英語を使いこなすような高度な英語力は必要ありません。
必要なのは旅行英語の単語
最も重要なのは、旅行英語の頻出単語を覚えることです。
- cancellation policy(キャンセル規定)
- deposit(保証金・手付金)
- concession(割引・割引対象者)
- subject to availability(空き状況による)
旅行・ホテル・観光施設で使われる単語は限られているため、一般的な英語学習よりも覚える量は多くありません。
過去問から見る英語問題の出題傾向
英語問題は毎年似た形式で出題されます。出題パターンを理解するだけでも得点しやすくなります。
① 文脈に合う英単語を選ぶ問題
英文中の空欄に最も適切な単語や接続詞を入れる問題です。
- refer
- whether
- ホテルやツアー規定の定型表現
難しい単語は少なく、文脈を理解できれば確実に得点できます。
② 観光案内・ツアー案内の読解問題
観光施設やツアー案内のWebページを題材にした問題です。
- 参加条件
- 年齢制限
- 料金区分
- 所要時間
- 持ち物・注意事項
数字や条件を正確に読み取れるかがポイントです。
③ ホテル規定・利用条件の読解問題
ホテルの予約条件やキャンセル規定を題材にした問題です。
- キャンセル料
- グループ予約条件
- エキストラベッド料金
- ペット同伴条件
一見長文ですが、条件や数字を確認するだけで解ける問題が多く、日本語訳を見ると意外なほどシンプルな内容です。
英語問題を効率よく解くコツ
設問と選択肢を先に読む
本文から読むのではなく、まず設問と選択肢を確認しましょう。
何を探せばよいのかが分かった状態で英文を読むため、時間短縮につながります。
数字・日時・条件を意識する
- 料金
- 人数
- 重量
- 日付・時間
- 例外条件
選択肢は数字や条件を少し変えて誤答を作ることが多いため、特に注意して確認しましょう。
知らない単語があっても焦らない
1〜2語分からなくても、前後の文脈から十分推測できます。
「無料」「禁止」「追加料金」などのニュアンスだけでも判断できる問題は少なくありません。
おすすめの勉強法
頻出英単語を重点的に覚える
過去問で分からなかった単語だけを重点的に覚える方法が最も効率的です。
今後、このブログでも旅行英語の頻出単語をまとめた記事を公開予定です。
過去問を繰り返し解く
私自身も特別な英語教材は使いませんでした。
過去問を繰り返し解き、知らない単語を覚えることだけを続けました。本番では「いつもの過去問と同じだ」という感覚で落ち着いて解くことができました。
英語だけに時間をかけすぎない
海外旅行実務には航空運賃計算や海外観光資源など時間のかかる分野もあります。
英語は短時間で得点源にできる科目と考え、全体のバランスを意識して学習しましょう。
英語が苦手でも合格できる理由
- 旅行英語だけを対策すればよい
- 難易度は高校英語レベル
- 出題形式が毎年よく似ている
- 過去問演習の効果が非常に高い
よくある質問
英語は何点くらい取れば安心ですか?
40点中30点以上を目標にすると安心です。
辞書は使えますか?
使えません。頻出単語を覚えておくことが重要です。
英作文はありますか?
ありません。すべて選択式です。
リスニングはありますか?
ありません。リーディングのみです。
英検やTOEICの勉強は必要ですか?
必要ありません。旅行業務取扱管理者試験の過去問を繰り返し解く方がはるかに効率的です。
英語が苦手でも独学で合格できますか?
十分可能です。過去問と頻出単語を繰り返し学習すれば、独学でも十分得点源にできます。
合格者からのワンポイントアドバイス
英語が苦手だからと最初から捨てるのはおすすめしません。
私も最初は不安でしたが、過去問を繰り返すうちに出題パターンが見えるようになり、本番では安心して解くことができました。まずは1年分の過去問を解き、知らない単語を一つずつ覚えることから始めてみてください。
まとめ
総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題は、海外旅行実務の中でも比較的得点しやすい分野です。
私自身も受験前は英語に苦手意識がありましたが、過去問と頻出単語を繰り返し学習したことで、本番では落ち着いて取り組めました。
- 英文自体はそれほど難しくない
- 旅行英語の頻出単語を覚えれば得点しやすい
- 設問を先に読むことで時間短縮できる
- 過去問演習が最も効果的
「英語があるから…」と受験をためらう必要はありません。まずは過去問を1年分解き、知らなかった単語を少しずつ覚えることから始めましょう。それだけでも次回以降の正答率は大きく変わります。
