総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題とは?出題傾向と対策!

総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題とは?

総合旅行業務取扱管理者試験は4つの科目に分かれており、そのうちの1つ「海外旅行実務」は国内旅行業務取扱管理者試験では出題されない総合旅行業務取扱管理者試験独自の科目です。

総合旅行業務取扱管理者試験 科目「海外旅行実務」の内容と勉強法!

なかでも受験者を悩ませるのは「海外旅行実務」の20%を占める英語の問題です。
得意・不得意がはっきりとわかれる部分で、英語が苦手な方にとっては総合旅行業務取扱管理者試験最大の難関となり得ます。試験までに英語そのものの実力を向上させることができれば一番なのですが、現実問題として時間や労力がかかります。どうすればよいでしょうか?

比較的簡単で、かつ効果も期待できる対策としては過去問の分析があげられます。
分析と言ってもそう難しいことはなく、過去に出題された問題も見て、どのような問題が出題されているのかを把握すればよいだけです。総合旅行業務取扱管理者試験の実施団体である一般社団法人日本旅行業協会のホームページには、過去の試験問題と解答が掲載されています。

過去問はこちら

総合旅行業務取扱管理者試験 英語問題の出題傾向と対策

過去の総合旅行業務取扱管理者試験の英語問題は以下のような出題となっています。

令和元年度① ホエールウォッチングクルーズ案内
令和元年度② 国際会議の参加条件書
平成30年度① 観光遊覧船条件書
平成30年度② バスツアーの案内
平成29年度① クルーズ会社予約に関する条件書
平成29年度② 美術館ガイド付きグループツアーの予約に関する案内
平成28年度① 国際便乗継時間を利用したガイドツアーに関する案内
平成28年度② 観光列車の予約に関する案内
平成27年度① 観覧車の乗車に関する条件書
平成27年度② クルーズ寄港地における観光条件書

以上からわかることとして、旅行に関連した英文しか出題されないということがあげられます。
特に乗り物に関する出題が多いです。
単語や文法も難易度としてはそれほど高くありません。
過去問を読みこんで、単語や出題傾向を把握しておけば英語がそれほど得意ではない方でも十分対応できる問題です。

旅行業務取扱管理者試験では英語問題以外でも英語が役に立つ?

総合旅行業務取扱管理者試験で英語が必要になるのは海外旅行実務の英語パート40点分だけではありません。
海外旅行実務では時差の計算や、飛行機の乗継、航空運賃計算など英語に関する知識があった方が良い場面が多いです。

総合旅行業務取扱管理者試験 英語のまとめ

  • 総合旅行業務取扱管理者試験の攻略には一定の英語力が必要となる
  • 出題傾向は決まっており、要求される英語力自体はそれほど高くはない
  • 過去問で慣れておけば対応可能

こちらもおすすめ!

総合旅行業務取扱管理者試験の海外観光地理問題とは?