観光地理資格

【観光地理資格】旅行業務取扱管理者試験の次に狙うべき資格3選!

旅行業務取扱管理者試験では地理、特に観光地理に関する知識が多く問われます。

この観光地理というのが独特で、いわゆる学校で勉強する地理の知識とはまた違います。

本記事では観光地理に関する資格を3つご紹介します。

既に旅行業務管理者試験に合格した方は、勉強した知識が活かせます!

これから旅行業務取扱管理者試験を受験する方は、あわせて勉強すると相乗効果が期待できます!

早速みていきましょう!

旅行地理検定

旅行地理検定公式サイト

旅行地理検定の概要

旅行地理検定とは1995年に開始された民間運営の資格試験でこれまでのべ24万人以上が受験しています。

試験では旅行に関する地理問題が出題されます。

試験は日本地理、世界地理の2種類があります。

株式会社JTB総合研究所により実施されています。

旅行地理検定の難易度

難易度は初級、中級、上級の3つにわかれています。

初級 初心者向けで、初歩的な知識を身につけることができます。

中級 標準的な知識を有し、観光地の案内ができるレベルです。

上級 観光業界で働く人がさらなるレベルアップを目指すのに適した級です。

旅行地理検定の旅行業務取扱管理者試験との関連性

国内旅行業務取扱管理者試験を受ける・受けた方には日本地理

総合旅行業務取扱管理者試験を受ける・受けた方には世界地理

の受験がおすすめです。

出題傾向が旅行業務取扱管理者試験と似ているため、受験対策としても次の資格としても利用しやすいです。

難易度的には初級から中級が適しています。

上級は難易度がやや高いです。

出題例をみてご自分にあった級を見極めましょう。

通訳案内士

通訳案内士試験公式サイト

通訳案内士の概要

通訳案内士は国土交通省・観光庁が実施する国家資格試験です。

合格すると通訳案内士を名乗ることができます。

知名度はやや低いですが非常に歴史のある国家試験です。

通訳案内士の難易度

合格率は10%を切ることもあり高難易度です。

特に英語の面接が実施されるなど英語の難易度が高く、英語唯一の国家試験ともいわれています。

通訳案内士の旅行業務取扱管理者試験との関連性

地理や歴史の科目があり、旅行業務取扱管理者試験の勉強が活かせます。

また旅行業界で働く方には有利な資格となるでしょう。

しかしながら前述のとおり難易度が高いです。

英語が得意な方や、総合旅行業務取扱管理者試験に合格した方におすすめです。

世界遺産検定

世界遺産検定公式サイト

世界遺産検定の概要

世界遺産検定は2006年に開始され、これまでに25万人以上が受験した資格試験です。

世界遺産に関する様々な問題が出題され、世界遺産に係る知識を試すことができます。

試験はマイスター、1級、2級、3級、4級の5種類にわけられています。

世界遺産検定の難易度

難易度は受験級によってかなり振れ幅があります。

4級や3級は比較的簡単で、合格する割合が不合格の割合よりも高いです。

2級から半々ぐらいで、1級直近の合格率は2割ほどです。

マイスターとよばれる最上位級は見た目の合格率こそ5割弱ですが

論文での解答が要求されるなど実際の難易度は極めて高いです。

世界遺産検定の旅行業務取扱管理者試験との関連性

世界遺産検定では日本国外の世界遺産からも出題されます。

したがって国内旅行業務取扱管理者試験のみに興味がある方には適さないかもしれません。

総合旅行業務取扱管理者試験に合格した方、またこれから合格したい方には適した試験です。

4級~2級が難易度的にちょうどいいでしょう。

受験の目安

まとめ

旅行地理検定 国内旅行業務取扱管理者試験と類似。取り組みやすい。

通訳案内士  英語が得意な方。観光のプロを目指す方向け。

世界遺産検定 総合旅行業務取扱管理者試験対策・海外旅行実務対策に適している。