宿泊料金

【国内旅行実務】ホテル・旅館宿泊料金計算問題攻略!【旅行業務取扱管理者試験対策】

【国内旅行実務】ホテル・旅館宿泊料金攻略!【旅行業務取扱管理者試験対策】

ホテルや旅館の料金に関する問題は国内試験・総合試験のどちらでも毎年1問出題されています。
ホテル・旅館の宿泊料金問題は、JR運賃や航空関連の問題と比較すると簡単で対策しやすい出題となっています。

ここを解けるようにしておくと国内旅行実務の合格に近づきます!
ぜひ得意分野にしておきましょう!

【宿泊料金攻略】宿泊料金の基本的な計算方法

宿泊料金問題では問題文に宿泊料金に関する情報がたくさん書かれています。
問題文を注意深く読んでいき、4つの選択肢の中から正しい計算をしているものを選びましょう。

正解の選ぶ決め手となるポイントはいつも同じです。
以下のポイントをおさえておけば簡単に解けます!

【宿泊料金攻略】サービス料の計算方法

サービス料とは奉仕料とも呼ばれ、宿泊料に対し一定の割合で加算される追加料金のことです。
一般的には10~15%です。
問題文に書いてありますからよく読んで間違えないように気を付けましょう。

注意すべきは追加料金やルームサービスについて、サービス料の上乗せがあるかどうかです。問題分で明示されるので指示のとおりに計算できている選択肢を選ぶようにしましょう。

【宿泊料金攻略】子供料金の計算方法

試験でよく問われるのは子供料金についてです。
まずは子供の定義をおさえましょう。。

宿泊代の計算においては小学生以下の児童を子供としています。
JRや飛行機とは少し違うので注意しましょう。
中学生以上は大人料金になります。

子供料金はさらに4つに分類されています。
適用される条件と金額をそれぞれ覚えておきましょう。

 

適用条件 金額
寝具使用・大人に準じる食事の提供を受ける場合 大人料金の70%
寝具使用・子ども用の食事の提供を受ける場合 大人料金の50%
寝具使用・食事の提供を受けない場合 大人料金の30%
寝具不使用・食事の提供も受けない場合 定額・定率で定められる料金

子供が大人と同じ寝具を使用するか否か、食事の提供を受けるかどうかで子供料金は変わります。
基本的に子供の年齢が低く、旅館から受けるサービスが少なくなるほど料金も安くなります。

イメージ的には小学生70%、幼児50%、幼児未満30%といったところでしょうか?
あくまで規則上の話なので実際に宿泊する際は各施設に事前に問い合わせた方がいいでしょう。

ただ、試験対策上は上記の理解で十分です。

特に70%、50%、30%の3つのパターンを区別させる問題が頻出です。
この割合・パーセンテージは問題文に書かれていないので、必ず覚えておきましょう!

【宿泊料金攻略】入湯税の計算方法

入湯税とは温泉を利用する際にかかる地方税のことです。
料金は1人につき1日あたり150円です。

金額などが問題になることはないと思いますが注意すべきは消費税についてです。
入湯税には消費税がかかりません!

選択肢の計算式において入湯税にも消費税をかけて、間違いとなっている選択肢が過去に何度も出題されています。
前述のとおり入湯税自体が税金なのでさらに消費税が上乗せされることはありません。
注意しましょう!

入湯税の解説(財務省)

【宿泊料金攻略】まとめ

宿泊料金の計算問題は簡単!国内旅行実務攻略のためには正解したい!

問題文をよく読んで正しい選択肢(計算式)を選ぶだけ!

サービス料を正しく計算する!追加料金に注意!

子供料金を正しく計算する!適用条件、パーセンテージを覚える!(70.50.30)

入湯税は定額!入湯税に消費税はかからない!