ＪＲ乗継割引を徹底解説！国内旅行実務で５点奪取！【旅行業務取扱管理者試験】

ＪＲ乗継割引とは

新幹線や特急を乗り継ぐ場合に、特急料金・急行料金が半額になる割引のことです！
私は旅行業務取扱管理者試験を受験するまで、この乗継割引について全く知りませんでした。試験対策としても重要ですし、実生活での活用する機会もあると思います。

実際の試験では列車や駅の情報が与えられ、乗継割引の適用について正しいものを選ぶ問題が出題されます。最初は難しいと思いますが、パターンは限られています。ＪＲ運賃・料金の中では比較的簡単な問題です。ぜひ得点源にしていきましょう。

基本的に新幹線と特急・急行を乗り継いだ時に適用される場合があります。試験での出題は新幹線と特急の乗り継ぎパターンが多く、急行はあまり出題されません。

新幹線以外に重要な列車がもう一つあります。それは寝台特急「サンライズ瀬戸」です。このサンライズ瀬戸は東京駅と香川県高松駅を結ぶ寝台列車です。四国内の特急列車に乗り継いだ時に、割引が適用されます。

新幹線・サンライズ瀬戸のいずれも乗継割引の適用にはさらに細かい条件があります。それぞれ順番にみていきましょう！

基本的に乗継割引が適用されます。
例外は東京駅・品川駅・小倉駅・博多駅の４つの駅で、これらの駅で特急に乗り換えても乗継割引は適用されません。覚え方は簡単で始発２駅と終着２駅です。

九州新幹線には乗継割引は適用されません。

新青森駅と新函館北斗駅の乗り継ぎで乗継割引が適用されます。

長野駅、上越妙高駅、金沢駅の乗り継ぎで乗継割引が適用されます。

長岡駅、新潟駅の乗り継ぎで乗継割引が適用されます。

この場合は両方の特急に乗り継ぎ割引が適用されることはなくどちらか一方の特急運賃だけに乗継割引が適用されます。金額が高い方に適用され、乗客にとって有利な計算となります。

サンライズ瀬戸を降りて高松駅から特急列車に乗れば、乗継割引が適用されます。
また、坂出駅での乗り換えでも乗継割引が適用されます。

乗継が翌日となった場合、新幹線から特急の場合には乗継割引が適用されません。