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地上運送区間(Surface Sector)とは?
地上運送区間とは、航空区間と航空区間の間を、飛行機以外の交通手段で移動する区間のことです。
例えば、次のような旅程を見てみましょう。
- 東京 → ロンドン(航空)
- ロンドン → パリ(鉄道)
- パリ → 東京(航空)
この旅程では、ロンドン → パリが地上運送区間になります。
試験では、
- Surface
- Surface Sector
- -/-
- VOID
などの表示で出題されることもあります。
まずは問題文を読み、「地上運送区間がある」と気付くことが最初のポイントです。
地上運送区間には2つの計算方法がある
地上運送区間を見つけたら、次に考えるのは「どの方法で運賃計算をするのか」ということです。
総合旅行業務取扱管理者試験では、試験対策として次のように整理すると理解しやすくなります。
| 海外側の折り返し地点 | 試験対策での考え方 |
|---|---|
| 1つ | みなし計算 |
| 2つ | オープンジョー |
このように、折り返し地点が1つか2つかを見ることで、計算方法を判断しやすくなります。
※この考え方は、あくまでも試験対策のために簡略化したものです。
オープンジョーとは?
まずは、海さ折り返し地点が2つあるケースです。
例えば、
- 東京 → ロンドン(航空)
- ロンドン → パリ(地上移動)
- パリ → 東京(航空)
ロンドンとパリという2つの都市が折り返し地点として与えられている例を想定します。
旅程図にすると、
東京
↓
ロンドン(折り返し地点①)
(地上移動)
パリ(折り返し地点②)
↓
東京
となります。
このような旅程をオープンジョー(Open Jaw)といいます。
試験ではどう考える?
総合旅行業務取扱管理者試験では、このような旅程はオープンジョーとして整理します。
地上区間については航空運賃として扱わず、地上区間に対応するTPMは計算に入れません。
そのうえで、往路・復路それぞれの片道運賃を求め、最後に合算します。
- 往路 東京 → ロンドン
- 復路 パリ → 東京
みなし運賃(みなし計算)とは?
次は、折り返し地点が1つだけの場合です。
例えば、
- 東京 → ロンドン(航空)
- ロンドン → パリ(地上移動)
- パリ → 東京(航空)
ロンドンだけが折り返し地点として与えられている例を想定します。
旅程図にすると、
東京
↓
ロンドン(折り返し地点)
(地上移動)
パリ
↓
東京
試験対策では、このような旅程はみなし計算として整理します。
試験ではどう考える?
地上区間は実際には鉄道などで移動していますが、運賃計算では航空機で移動したものとみなし、対応するTPMを加えて計算します。
つまり、
「地上だから距離は0」ではなく、地上区間分もTPMが生じているということが重要です。
- 往路 東京 → ロンドン
- 復路 ロンドン → パリ → 東京(ロンドン〜パリ間のTPMも計算に入れます)
試験本番ではこの順番で考えよう
地上運送区間が出てきたら、次の順番で考えると整理しやすくなります。
- 航空機以外で移動する旨やSurfaceなどの表示を見つける。
- 折り返し地点を確認する。
- 折り返し地点が1つなら「みなし計算」、2つなら「オープンジョー」と整理する。
- 地上区間の取り扱いに気をつけて、みなし運賃またはオープンジョーのいずれかの計算方法で処理を行う。
この流れを身に付けておくと、本番でも落ち着いて問題を解けるようになります。
まとめ
地上運送区間は、航空運賃計算の中でも苦手意識を持つ受験生が多いテーマです。
しかし、試験対策としては、「まず地上運送区間を見つける」そして、「折り返し地点が1つならみなし計算、2つならオープンジョー」という順番で整理すると、問題全体が理解しやすくなります。
この記事のポイント
- 地上運送区間とは、航空区間と航空区間の間を飛行機以外で移動する区間。
- 地上運送区間を見つけたら、まず計算方法を判断する。
- 試験対策上は、折り返し地点が1つなら「みなし計算」、2つなら「オープンジョー」と整理する。
地上運送区間は、一見すると複雑に見える分野ですが、「地上運送区間を見つける → 計算方法を判断する」という順番で考えれば、落ち着いて対応できます。試験本番でも、まずは旅程をしっかりと整理し、一つずつ確認しながら解き進めていきましょう。
